「金持ち父さん、貧乏父さん」や、「バビロン大富豪の教え」、「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」などと比べて、あまり有名ではない気がするのですが、現代日本の約20万円前後の給与の一般市民にとっては、かなり現実感の感じられる、とっても優秀なFire本の1冊です。
わたしは、これでなぜ投資信託が資産を増やせる”堅い”方法なのか、普通の人が経済的自立を果たすために、せっせと節約・貯蓄することが有意な努力たり得るのか、初めて知ることが出来た非常にエポックメーキングな本でした。
著者は、誰にでも再現性があると推奨している方法の他に、いくらかその人の適性が求められる方法(「不動産投資」: 自らが住み、リノベーションして再度引っ越す際に売却する )も行っているため、完全に (ほぼ)ノーリスクで 確実に「22万の手取りからの投資のみで、資産1億円」が作れるわけではないですが、それでも本書の指南を参考にインデックス投資を行うだけでも、貯金のみ、もしくは貯金すらしない人生などよりは、遥かに 金融資産に支えられた、安心と選択肢のある人生を得ることができると思いました。
一読の価値ありです!
コメント